- 2008-11-10 (月) 22:36
- アイアン

2008/8/13 阪神甲子園球場
赤い衝動
広島市民球場で夏の観戦遠征・後半戦をスタートさせた私。プロ野球の試合は翌日の14,15日と続いていく中で移動日の13日も野球を見ていました。13日は大阪駅から急行「きたぐに」に乗って新潟を目指す行程だったので、せっかくだからとオトナになってから初めての阪神甲子園球場、夏の甲子園12日目を観戦してきました。
実は幼少の頃に足を踏み入れているはずで、年代を調べると工藤さんが明電にいたり、荒木大輔さんがキャーキャー言われていた頃の用で。その頃の記憶が少しでも残っていれば面白いことになったんだろうなぁとしみじみ。
と言うか、なんか色んな意味で凄い日に当たってしまったようですよ。

2008/8/13 広島駅
Go East!
広島市民球場と広島のお好み焼きを堪能した翌日は始発で東に向かいます。始発での移動をする時は糧食の問題があり、コンビニで買うのがお約束なので、宿近くのコンビニでサンドイッチを買って、意気揚々と駅に向かったんですよ。
広島駅は普通に朝から駅弁を売ってるんですね。
早朝から駅弁を売っていたってのは、JR四国の松山駅ぐらいしか記憶がなかったのです。駅弁を売っている姿を見た時は、頭の中でふんどし一丁でおモチを付く人が「なぁにぃ! やーっちまったなぁ!」と言ったり言わなかったりましたが、次回以降の備忘録で。こうやって旅慣れていくんだなぁと思う私でありました。
その後はひたすら東進。糸崎で乗り換えた車内に和装の若い男性が居て、思い切り渋さを醸し出していたり、倉敷乗り換えでマーくん・リーンちゃんにおみやげを買ったり、相生乗り換えをやめて姫路で再び冷やしえきそばを喰らったりとアイアンな行程をエンジョイしておりました。

2008/8/13 甲子園駅
ジェットカー!
新快速に乗って1時間ぐらい、三宮から阪神電車に乗り換えて意気揚々と甲子園へ。圧倒的な阪神甲子園球場の雰囲気にドキドキが募り、いざ行かん! とテンションを上げていったのですが、コインロッカー難民になるという罠が。冷静に考えれば、物凄い人の数だし、こういう事もあるんだと言う想定が成り立つのですが、超長距離移動を行っている私としてはシャーナイ部分があったりなかったり。
甲子園駅の窓口の人につっけんどんな対応をされつつも三宮まで戻ってコインロッカー確保。普通列車で甲子園駅を再び目指していく私。目の前には高加減速を誇る青胴車・ジェットカーが。車掌さんが女性だったり、本当に普段は乗らない関西私鉄だったりで(アイアン的な)ワクワクはマックスでした。

2008/8/13 阪神甲子園球場
場内へ
甲子園での水先案内人・THPさんと合流して、一塁側のアルプススタンドに入ったのが第二試合の後半戦でありました。芝の緑、影の黒、空の青にワクワクが止まりません。小さい頃に同じような絵を見ているはずなのですが、オトナになってから見る風景というのはやはりひと味も二味も違うわけでして。
しかしまぁ、物凄い人の入りですね。

2008/8/13 阪神甲子園球場
試合終了
結局、常葉菊川が終盤にツーランなどを含む3点で突き放して、わしが育った倉敷商業を下しています。最後のバッターが何とも言えない空気感を出しているのは、高校野球ならではなのかも知れません。
この日は試合を見て球場を楽しもうとしていたんですよ。なもんで、望遠よりのレンズも付けずにいたのですが、こういうシーンに出会うとどうしてもシャッターを切りたくなってしまいますね。

2008/8/13 阪神甲子園球場
夏の色
2008年のシーズンオフに改修がかかるアルプススタンド。なんと言うか、物凄い昭和感溢れる雰囲気にドキドキ。ちょっとゆがんだベンチに所々やれている箇所、震災でひびが入ったらしいコンクリ、フェンスとスピーカー……。初めて食べた甲子園カレーを楽しみながら、バックスクリーンを見てみた私。
この圧倒的な雰囲気は夏のこの時期の阪神甲子園球場でしか味わえないんだろうなぁとしみじみしていました。

2008/8/13 阪神甲子園球場
衝撃の第三試合
高校野球を見て長いTHPさんと雑談をしながらの第三試合観戦。スタンドでの応援も高校野球の華ですよねーとか言いつつ、智弁和歌山と駒大岩見沢の試合を見守っていました。とったとられたの好ゲームで、サクサク試合が進んでいくのかしら、なんて思っていた私なのですが……。
甲子園のマモノが蠢き始めます。
無死1,2類から智弁坂口くんが3ランでラッキーエイト発動。その後もやらかしによんたま、タイムリーで怒濤の攻撃。打者一巡後に3番勝谷くんが再び3ラン、坂口くんが二打席連続・打者連続のソロムランで合計11点。気落ちした駒大岩見沢をたたみ込めると言うか、色々な意味で歴史的な猛攻を目撃していました……。
※1イニング3HR、1イニング2打席連続HRは大会新記録だそうです。

2008/8/13 阪神甲子園球場
時の移ろい
第三試合、智弁和歌山のハンパ無い攻撃を見て、なにかこう色々な意味で滾っていた私。凍らせたクリスタルカイザー、かちわり氷、トラッキーアイスなどで涼をとりながらの観戦であります。第四試合は共に数多くのプロ野球選手を輩出している報徳学園と鹿児島実業の対戦。陣取った一塁側は鹿児島実業で、地元県人会の皆様や遠征班の皆様に囲まれ始めています。
13時頃、一番熱い頃に入場した私達だったのですが、だんだんと陽が西に落ちているおかげで、過ごしやすくなってきています。しかしまぁ、改めて見ると甲子園ってのは大きいんですね……。

2008/8/13 阪神甲子園球場
応援団旗
一塁側の鹿児島実業応援団を見ていると、そろいのTシャツに身を包んだ吹奏楽部やきらびやかなチアガールと共に羽織袴でバンカラな空気を全身から発している一団が。何かと思えば、いわゆるな応援団の皆さんでした。
団長が応援を仕切っている中、一人の団員が団旗を持ってアルプススタンド最上段へ。浜風に煽られて、ハンパ無いことになっていたのですが、スタンドに陣取る野球部員が応援に駆けつけて、団旗を支えています。
ふと反対側の報徳学園の応援団を見ていると、やはり同じような場所に団旗が翻っています。フィールドもですけど、スタンドの応援団も闘い、なんですね。

2008/8/13 阪神甲子園球場
暮れなずむ甲子園
気が付けば三塁側方向の空が綺麗なあかね色。ライトの照明灯方向にはお月様もあがりはじめ、だんだんと日が暮れています。折角甲子園に来ているし、デーゲームで夏の空全開の甲子園の他にナイトゲーム、いわゆる照明灯に灯が灯った姿を見たかった私ですしから、なんかもうこういう絵にはグッと来ました。
鹿児島実業応援団の皆さんは、流石と言ってもいいのかもしれません。選手のプレーにはお国訛りで付きの声援を送り、右手には焼酎。乗りかかった船とばかりに直さん(=M 清水直行)とか、南ちゃん(=M 南竜也)出身の報徳学園ではなく、一塁側の鹿児実を応援する私でありました。

2008/8/13 阪神甲子園球場
闘い済んで日が暮れて
試合は結局7-3で報徳学園の勝利。南国気質というのもあるのかもしれませんけど、スタンド自体は選手の健闘やハッスルを称えて、暖かい拍手に包まれていました。気が付けば完全に夜のとばりが落ち、照明灯の光が芝を照らしています。
フィールドに立っている選手達は高校球児でしたし、スタンドのお客さんも報徳学園・鹿児島実業の応援団の皆さんでしたけど、球場の雰囲気はテレビでよく見る甲子園球場のそれでした。

2008/8/13 阪神甲子園球場
夜の甲子園
自分らが出したゴミはなかったのですが、鹿児島実業応援団の皆さんと共にスタンド清掃したり、ポッドキャストの収録をやったりと甲子園を堪能した私。ふとバックスクリーンを見ると、本当にいい月が出ていました。
お客さんが引き上げていったスタンドを見ていて、その大きさを改めて感じると共に、このスタンド一杯に詰めかけた阪神タイガースファンの応援を見てみたいなぁとちょっと怖いもの見たさで思ったり。この辺は色んな所を自分の目で見てみたいという好奇心なのかなぁとか思っていました。

2008/8/13 阪神甲子園球場
阪神園芸フォーメーション
そんなこんなでオトナになってから初めての阪神甲子園球場でありました。いつもはプロ野球を観戦していて、プロがプロとして魅せる色々を楽しんでいる私なのですが、高校野球・甲子園はプロ野球とは違う、何とも言えない魅力であふれているんだなぁと素直に思いました。
練習開始や試合開始を告げるサイレン、金属バットの打球音や選手達の捕球音、ブラスバンドの演奏にチアの皆さん、チーム毎の応援風景……。全てひっくるめてグッと来る何かがあるんだという事に改めて気づいた、そんな塩梅でしょうか。機会があれば、今度は内野の銀傘の下で一日ずっと試合を見て行けたらいいなとか思った次第であります。
そんなこんなで人大杉な甲子園駅でTHPさんとは一旦別れ、西宮で荷物を回収。その後は大阪環状線・野田駅近くの銭湯で一っ風呂浴びつつ、北京五輪代表戦を見たり。大阪駅でTHPさんと再合流後にお夕飯を頂きながらの反省会……。一人での旅先なのに知り合いと会う不思議を連日味わっていました。
さて次回は旅のオモヒデ2008最終回、大阪から仙台へ向かう道筋と青春18きっぷ・おまけの旅をお届けしていきます。再三再度のお願いになりますが、11月3日の長くて模様は今しばらくお待ち下さい。
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Comments:4
- cheb 08-11-10 (月) 23:33
-
オサナイさん、こんばんは&申し訳ありません
コメント記入前に送信してしまいました「夏のオモヒデ」楽しく拝見させていただきました
私も、仕事柄出張が多く、年2ヶ月は日本中、
北は北海道~南は九州まで・・・
始発に乗り、終電で次の場所へ移動する毎日、の繰り返し
その土地土地を楽しめる機会というのが皆無に等しく(涙)
なんかすいません(ドアラ風に)「早朝から駅弁~」なんですが、けっこう販売している駅は多いですよ。
始発の車内でけっこういただきますね。仙台駅で買った牛タン弁当を
朝いちから食べたのは、ついこの間です(笑)真夏の甲子園、ん~んっ暑い!
センバツは毎年訪れるのですが、夏はもっぱらTV観戦です。
以前は駅~甲子園へ向かう途中から、「カキーン、カキーン」と
金属バットの音が響いてきて、ワクワクさせてくれていたのですが、
最近は、金属バットの質なのか?スタンド内でもあまり音が
しなくなったような気がするのは私だけ?でしょうか。タイガースファンの応援は1km先まで聞こえているそうですので、
近隣のタイガースファンではないお家の人たちは、たまらんでしょうね埼玉西武ライオンズ、日本一おめでとうございます
- オサナイ 08-11-12 (水) 23:03
-
>>chebさん
ミスった方はさっくり消しておきましたー。その昔、鉄塔を売り歩いていた頃wは東電管内をくるくる回る人だったんですが、今の平日仕事になってからは基本内勤でして。
長期休暇になるとどっかに行くような人になってしまいました。
乗り鉄だけの行程はやめようやめようと思うのですが、この辺はもうシャーナイんでしょうねw牛タン弁当は駅弁フェアの常連でw、なかなか積極的に食指が動かないのですが、話を聞いてると食べたくなるわけで。
今年の冬はどんな駅弁を食らえるのか今から楽しみだったり。
問題は早朝弁当をどれだけねらえるか、ですよねw絵を見て頂くと判ると思うのですが、夏の甲子園は本当にハンパ無く熱かったです。
あの熱さが何とも言えない空気感を醸し出してるのかもなんて思ってみました。
金属バットの音とかはもしかすると改装がキーなのかも知れませんね。1km先ですか……。
そんな逸話を聞けば聴くほど、一度は生で体感してみたくなりますね。
ただまぁ、問題は日程だったりするんですけど(苦笑)。 - THP 08-11-14 (金) 22:09
-
あのときはどうもでした。写真の数々を見ていろいろ思い出しました。
ゆるい野球談議をしながら見る試合はやっぱりいいもんですね。試合そのものは当然ですが、スタンドや応援団の雰囲気、日焼け止め塗りたくって
頑張っていたアルプスリポートのお姉さん、それらを80年を超えて今もなお包み
込んできた甲子園球場…。時代は変わっても、ここはこれからもずっと同じで
いてくれると思います。それにしても、あの智弁和歌山の8回の猛攻。ランナーが出た時点で坂口君が
打ちそうな予感はあったんですよ。そして2本目も。ちょっと口に出して、まさか
本当にそうなるとは思いませんでしたがw - オサナイ 08-11-17 (月) 0:08
-
>>THPさん
あれからもう3ヶ月ですもんね。時間が過ぎるのが早いです。
こちらの方は来月の大忙し期間を目前に体調を整えつついる昨今です。オトナになって初めての甲子園でなんというか「歴史」ってものを実感した次第です。見る人をやる人をあんなにも熱くさせる野球の歴史がずっと続いていくことに期待でしょうか。今度機会があったら銀傘の下とか外野からも見てみたいなぁと思いました。
坂口くんのホムランとか猛攻はホントに雑談から出たマコトでしたねw 歴史的な場面に立ち会えて本当に嬉しかったですよ。また機会があったら是非ヨタを挟みながら野球場で観戦したいもんですね。
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