野球を通じた異文化交流2007(その2)

ステージもあったんですよ
2007/11/10 東京ドーム
ステージもあったんですよ

 野球のシーズンが先日の草薙球場の女子野球ジャパンカップで幕を下ろし、残る生観戦(蹴球)も残り少なくなり、生のスタジアムに足を運ぶという動き自体の締めくくりなんて形の声も聞こえる中、大宮に住まう栗鼠さんの巣に甲斐犬のおふたりが登場するとか、そんな貴重なシーンに出会うことができた昨今でありますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

 とりあえず、ぎりぎりで試合開始前のステージに間に合ったんですけども、カオスのヒトコト。えり姉(言いそびれてた気がするんですけど、この場を借りて……お誕生日おめでとうございます!)の仕切りは本当に上手いなぁと思いつつ、キャラたちの色を更に立たせるためには、腕利きのMCが必要なんだなぁとひしひしと感じていました。

 あとは一度はお姿を見てみたかったヴァンくんの動きを見られたのはほんとうに嬉しく。恋するフォーチューンクッキーの振付で、若干どころかかなりの昭和感あふれるキレを魅せつけてくれていたんですけど、マー様あたりと並んで熱いアクトを魅せてほしいなぁとか……夢というか、妄想でしか無いことを思っていたり。妄想はさておき、スペースにぶっこんでくるその動きは色々な意味でさすがだなぁ、なんて。

 NPBとJの皆さん、同じ地域のキャラたちが交流するという姿を見ることは多いですけど、垣根を肥えた交流が見られる日が来たら、こっちも向こうも色めき立つんだろうなぁと。栗鼠同士のバトルが(怖いもの見たさではありますけど(笑))、そしてNPBの誇るこなっちゃんとJの誇るえり姉のバトルを一度見てみたいです(笑)。
 
 
 さて、今回は再構築系エントリー。2007年10月19日に東京ドームで行われたKONAMI CUP アジアシリーズ 2007 GAME6、SKワイバーンズと統一ライオンズの試合で見た色々をお届けしていきます。

 一つ前のエントリーにもありますけど、アジアシリーズを生で見ていない皆さんは余録だ罰ゲームだと色々と言っていたりしましたが、実際に生で観戦して、日本に居ながらにして別の国の野球が楽しめるってことに気がついた人にとってはその年最後のお楽しみ、だったんですよね。

 この年の出場チームはKBOがSKワイバーンズ、CPBLが統一ライオンズの二球団。中国代表はチャイナスターズと言う形でオールスターでの参戦だったんですけども、国内リーグがしっかりとしている台湾と韓国は国内リーグの覇者が参戦してくるという、そんな形。前年同様、チームのマスコットたちも日本に参戦して、国際交流を行っていくのであります。

 応援スタイルもその国の色をしっかりと見せてくれるんですけども……と、この日の1stカットは試合開始前のステージ。見事な雑技を魅せてくれているんですが、思い切り国際色豊かな感じで。あいにくの雨模様でしたけども、演者の皆さんの気合はひしひしと。
 
 

※画像をクリックするとポップアップして大きく表示されます。なお、ギャラリー表示はパソコンやスマフォ、タブレットPCなどのみの対応で、一部のフィーチャーフォンで表示できる機種もあるそうですが、基本的には対応しておりません。2013/9/24の更新より、Caption付けを省略しております。これは更新速度を少しでも上げるための措置です。ご了承ください。

※今回、当時の懐かしい勢いを感じていただく、お客さんにぼかしを入れておりません。6年前の写真と言うこともあり、諸々ご容赦いただけれると幸いですが、諸処ございましたらTwitterやらメールやらコメントやらでご連絡いただけると幸いです。

 若干記憶があやふやではあるんですけど、当時しゃべりで担当していたウィークリーホットラインを終え、そのまま東京ドームに向かった……と思われます。日曜班のスタッフに別番組のディレクターを頼んだ、そんな記述が残っていました(笑)。

 そんなこんなで相模原から水道橋に。駅からドームに向かう途中、日本代表チームのチアの皆さん(笑)が撤収されるところ、駅に向かわれているところとすれ違い、私服でもやっぱりお綺麗な皆さんは目立つなぁと思いながら球場正面へ向かって、雨の中で中国雑技団の演技を見ていました。なかなか見る機会がないですし、普通に凄いなぁ、なんて思いながら見ていました。

 しばらくステージを見た後は場内へ。正直なところ、あまり注目を集めていない台湾代表チームと韓国代表チームの試合だったので、前日の試合と比較すると、お客さんの出足はちょっと寂しい物が。望遠レンズを前日に破損してしまっていたので、おかげさまでベンチ上の位置からフィールドで動く統一ライオンズのマスコット……この時はまだ名前がわかっていませんでしたが、来恩師匠の様子を撮って行きました。

 体型は……ほぼヒトサイズ。手と顔がかなりの雰囲気と言いましょうか、日本のキャラクター達に慣れていると、ちょっとびっくりしてしまうようなそんな空気感が。ただ、そういうのを否定するのではなく、文化の違いを楽しみ、こういう風にいつもやっているんだねと楽しむ頭ができていたので、この時点では名前がわからなかった来恩師匠の動きを見て、グッときていました。

 選手たちも日本での試合は楽しいのか、セレモニーをしっかり録ろうとしている姿があったりだとか、NPBの試合にはない雰囲気が東京ドームを支配していました(笑)。
 
 

 しばらく自軍のベンチ前にいた来恩師匠のところにSKワイバーンズのキャラクター、Wowさんが。2013年現在、キャラクターの絵がかなり最近な感じになってたり、画像検索を行うと、かなり派手目なキャラクターになっていたり、女子竜(検索しても、実像の写真は出ずで……)も登場していたりと、変化が著しい感じではあるんですが、2007年はこんなかんじでした。

 とりあえず、下半身がお父さん的な雰囲気を醸し出す中、来恩師匠とWowさんがハイタッチ。台湾と韓国のキャラクター同士の絡みなんざ、このアジアシリーズでしか考えられませんでしたし、ハイタッチで心通わしていく姿にはもうなんかグッと。最初に来恩師匠がWowさんを統一ライオンズベンチに紹介、その後Wowさんが来恩師匠をSKワイバーンズベンチの紹介という、そんな流れがあったり、貴重なシーンをしっかりと楽しんでいこうと、しっかりと撮っていこうと頑張っていました。
 
 

 そんなこんなで国際交流がしっかりと行われていく中、オープニングセレモニーの開始であります。三塁側の統一ライオンズの皆さんからフィールドに登場していくんですけども、選手をしっかりと盛り上げていく姿は日本も台湾も韓国もなく、万国共通なんだなぁ、なんて感じで。もちろん、所作の違いはありますけど、ハートは多分同じ方向なんだろうなと。ハッスルしている来恩師匠の反対側、ベンチで選手たちと和んでいたWowさんの雰囲気は相変わらずお父さんでしたけどね(笑)。

 両チームの選手がフィールドに登場、セレモニーもしっかりと終え、いよいよ試合開始。このセクションの最後に両チームの整列風景を広角で撮ってと言う形だったんですけど、もうちょっと入ってくれるといいのになぁ、なんてことを感じていました。
 
 

 この日はまず三塁側の統一ライオンズの応援風景から見ていたんですけども、各国で応援スタイルが違うなぁと言うのを目の当たりに。台湾の皆さんはどちらかと言うと日本の応援スタイルをベースにしているようで、日本でいうところの懐メロ的な応援歌(清原(旧)、大村巌(ロッテ時代の)、ホセ・フェルナンデス(ロッテ時代の))が聞こえてきていました。このへんの音の情報の広がりがあり、翌年はなぜか12球団ファンの応援好きが統一・セブンイレブン・ライオンズを応援していくとか、そんな流れが出てくるんですけども……と、そのへんのお話は今後、バキッと紹介したいと思います。

 和太鼓、トランペット、トロンボーンなどの応援団が奏でる音にチアさんが合わせていくという形の応援スタイルだった統一ライオンズ。チアさんの衣装を見ると、なにげにセクスィな感じ。全部見せればいいというわけではない、そのへんの微妙な揺らぎをしっかりと魅せてくれる、腰だけ空いている衣装にグッと来ておりましたが、皆さんのスタイルの良さはちょっと違うなぁというか、本職はモデルさんか何かかな、なんて雰囲気が。折角の機会ですから、今であればしっかりとそちらも軸に撮ると思うんですけど、この頃はまだまだ。光画部分はこの程度でしたけど、携帯とかで皆さんチアさんを撮っていたり、なにかしらエキサイトされた方が警備と何やらお話していたり、そんな記憶が残っています。

 応援団さんとチアさんたちが応援を盛り上げ、しばらく経った時に来恩師匠がスタンドに降臨。応援団とチアさんに合流して、一緒に応援していくようです。チームに勝利を呼び込もうという気持ちは世界どこのキャラたちも変わらず持っている、そんなことを来恩師匠から感じつつ、チアの皆さんと合っているようないないようなダンスを。いい味出てるなぁとか思いつつ様子を見ていると、イニング間にちょっとした休憩を挟む様子。せっかくなので、接近して来恩師匠の様子を撮って行きます。
 
 

 来恩師匠がお休みになられたのを確認して、近づいて撮ってみようとしたんですけど、最初に正面に入れたコマはぶれて使い物にならず。前後でサインをしている様子を記録に残しているんですけど、現地では気づかなかったある事象に帰宅後に気づき、驚いていました。あえて解説せずにキャラクター文化の違いを目の当たりにしていたんだということだけを書いていきますけども、日本ではまず無いであろう状況にびっくりしていました……というか、この年の来恩師匠、手が夢の国の有名ネズミさんタイプ……むしろそのものだったので、はずさないとサインを書くに書けなかったんでしょうね。

 とりあえず、サインを頂いた方を見送り、ポーズをとってもらったんですけど、正直、スマートではないですが、可愛らしいく。日本のキャラクター達も一時代前は来恩師匠のような造形でしたし、スタンスだったよなぁと思いながら撮っていたんですけど、なんというか、古き良き時代がしっかりと生きている、そんなことを感じていました(笑)。

 その後、休憩している来恩師匠や応援している皆さんを撮りつつ。チアスティックは国際試合ならではだなぁとか、10年ぐらい前のパシフィックリーグな応援歌の連続にグッと来ていたりとか、遠征な皆さん、日本在住な皆さん、勝手連的に三塁側で(日本でいうところの懐メロ応援全開でワクワクしながら)応援している皆さん、色々な皆さんがノリノリで応援している姿は見ていて楽しかったです。
 
 

 来恩師匠や統一ライオンズの皆さんの熱さを感じた後、一塁側に移動してSKワイバーンズのみなさんの様子を見ていきます。こちらも遠征な皆さん、日本在住な皆さん、勝手連的に一塁側で応援している皆さんが熱心に応援している様子……なんですけど、応援団長さんを軸にチアの皆さんが盛り上げているステージを撮る前にSKワイバーンズのWowさんがちょうどステージに向かおうとしていたので、そのへんの様子を撮らせてもらっていました。

 とりあえず、間近で見たWowさんは……なにかしらというか、交流の過程でドアラさんの空気感を「面白い」と取り入れていたのか、元々がそういう質なのかはわかりませんけど、かなりトリッキーな感じが。上半身下半身共にかなり質素な感じはしましたけど、表情は結構豊かなのかな、なんて印象。お客さんと触れ合いながら、ステージに移動していくようです。

 ステージでは来恩師匠と同じく、チアの皆さん共に踊っていく感じなんですけど、中日ドラゴンズを中心に見たいという大会通し券が一塁側で推移していたということもあり、ドラゴンズユニを着たお子さんたちがWowさんにサインをお願いしていたり。やさしいWowさんはしっかりとサインをしてダンスに戻ろうとしたところで別のお子さんからサインを頼まれるとか、ステキなスパイラルにハマり込んでいたようです(笑)。
 
 

 おこさんへのサインを終えたWowさんですが、満を持して応援の輪に。この年の韓国プロ野球の応援スタイルとして、応援団長とチアの皆さん、そしてキャラクターがという形。鳴り物がない応援スタイルだったので、日本の応援好きな皆さんはどちらかと言うと鳴り物付きの台湾側で楽しそうにしていたような、そんな記憶があります。

 SKワイバーンズの応援団長さんは上下にユニを着用して乗り上げるスタイル。チアの皆さんはユニフォームの意匠をそのままにホットパンツでビキニタイプとか露出が高い感じで。台湾側のチアさんもそうですけど、チアリーディングってよりも、芸能関係の方がスタジアムを盛り上げているような、そんな空気感が漂っていまして。お国が違えば考え方も変わってくるんだろうなぁと、皆さんのアクトを見ながら思いました。

 ちなみにみなさんが掲げているボードは韓国プロ野球に造詣が深い、ジャーナリストの室井昌也さんが差し入れたと記憶。国内の野球伝える人は多くても、海外の、しかもアジアの野球を伝えている人は少なく、そんな話を聞いてなんかグッと来ていたり。伝え手は数多くいないかもしれないけど、伝え続けていくこと、盛り上げていくことって大切なんだなぁって、そんなことを感じていたんですよね。アジアの野球と日本のプロ野球を盛り上げる皆さんって、土俵はもちろん異なりますし、光のあて方は違いますけど、勝手にグッと来て、球団マスコット達の色々を伝え続けていくってのも楽しかもね、なんて思いながら撮っていたりしました。
 
 
 ステージで盛り上げるWowさんですが、一旦バックステージに戻るようです。なかなか無いせっかくの機会なので、Wowさんが引き上げていく様子を見ていこうと思います。
 
 

 一仕事終えて引き上げるWowさんですけど、キャラクターは万国共通で人気なのか、移動のたびに声をかけられ、ポーズを決めていたり、写真撮影したりしています。竜をモチーフにしたキャラクターっぽいWowさんですが、表情がカッコイイよりはかわいいにふられているので、ポーズ自体もなんとなく緩い感じといいましょうか、ほんわかしていたような、そんな気がします。

 折角の機会なので、私も……と思ったんですけど、困ったのが言葉の壁。NPBの子は日本語でOKですけども、海の向こうの子は……どうしようかと悩んでみたり。英語はできませんし、韓国語も無理。困ったなぁ……と思いつつではありましたけど、とりあえず日本語で。気持ちがあればなんとかなるのか、バキッといい塩梅のポーズを撮ってもらえまして。案ずるより産むが易しなのかも、なんて感じていました(笑)。

 その後もWowさんの様子を見ていたんですけど、ショップにちょっかいを掛けたり、柱の影に隠れつつ、何かしら警戒しながら進んでいたり、ワールド全開でありました(笑)。
 
 

 Wowさんを見送って、スタンドに戻ろうとすると、ちょうど来恩師匠がスタンドに向かう時間帯だったようで、その有志を改めて撮らせてせてもらったり。この時も基本は日本語でやってたんですけど、予想以上に日本語文化が浸透している台湾なので、細かいところは伝わりにくくてもニュアンスはしっかりと伝わっていたようです。

 スタンドでの応援風景をまったり見守りながら、引き上げるときに再度ポーズをもらってという形だったんですけど、撮影後、この時点では分からなかった来恩師匠の名前にようやく背ネームで気づくという形が。なんて名前なのかが情報として伝わってきていなかったんですけど、背中に「来恩」と書いてあったのに気付き、「らい……おん? ライオン!?」と、ちょっと大きめの声でお友達と話していたら、アテンドについていたお兄さんが「Yes! Lion!」と明るく言ってくださって、ようやく名前がわかったと、そんな塩梅でありました。

 なお、試合は12-1、7回コールドで終了。決勝に進出したのはSKワイバーンズだったんですけども、決勝では中日ドラゴンズがSKワイバーンズに先制されるも、日本一の意地をみせてアジアシリーズを制覇(5-6(最終回に決勝点))。ドアラさんがアジア王として君臨した年として広く記憶される……されてますよね?(笑)
 
 
 さて、次回は2012年の様子に。次回は2012年9月17日、敬老の日のナゴヤドームの様子を見て行きたいと思います。この日は毎年恒例のグッドオールドデーということもあり、普段は無い衣装を着てらっしゃる皆さんの姿を見ることができたんですけども、そのへんの様子をバキッとお届けしていきます。
 
 

 
 

著者紹介

オサナイ タカオ観戦撮影者/コミュニティFMパーソナリティ
自身の担当番組で話すネタにと野球場に足を運んでいたら、スタジアムを盛り上げているキャラたち、そしてチアたち、
いわゆる球場エンターテイメント班のみんなの活躍に心奪われ、素敵で素晴らしいみんなの活躍を色々な人に伝えたいと
写真とテキストで綴る「Radio TRICK -光画部-」を2006年7月19日からスタート。気がつけばもう開設から10年です……。
■現在の担当番組
FM HOT893 「Weekly Hotline」 パーソナリティ
FM HOT893 「Sunday Request Line」 レポーター
FM HOT893 「Now&Know」 パーソナリティ(代打)

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